News Releaseニュースリリース
~国内初の試み~ 水素とバイオディーゼルを活用した ハイブリッド旅客船「HANARIA」が竣工
- Publish :
2024年3月15日
株式会社MOTENA-Sea
~国内初の試み~
水素とバイオディーゼルを活用した
ハイブリッド旅客船「HANARIA」が竣工
株式会社MOTENA-Sea(東京都千代田区神田錦町2-2-1 代表取締役社長 髙尾 和俊、以下「当社」)は3月15日、本瓦造船株式会社(広島県福山市鞆町後地242-1代表取締役社長 本瓦 誠)から、水素とバイオディーゼルを活用したハイブリッド旅客船「HANARIA」(以下「本船」)の引き渡しを受けました。
水素とバイオディーゼルを燃料として使用可能なハイブリッド旅客船「HANARIA」
本船は、水素燃料電池、リチウムイオンバッテリー、バイオディーゼル燃料から推進モードを任意に切替え可能なシステムを搭載しており、従来の化石燃料と比較して、GHG削減率53~100%を実現します。
1階客室には前面の98インチの大型モニターやプロジェクターを設置することで、イベント・環境教育・国際会議の会場等、船舶としての移動手段だけにとどまらない幅広い活用が可能です。
また2階客室は開口部が大きく、船上から風を感じながらのクルージングを楽しめる設計となっています。
HANARIAは、4月から福岡県にて営業開始を予定しており、本船独自企画として関門海峡に面する和布刈神社・赤間神宮・亀山八幡宮の三社を巡る「洋上参拝クルーズ」や、本州と九州を結ぶ関門橋・巌流島等の名所を巡る「関門海峡クルーズ」、産業遺産の夜景を楽しめる「工場夜景クルーズ」等を計画しております。
乗船チケットは4月1日(月)10時よりHANARIA WEBサイトからの予約販売を開始します。
【HANARIA WEBサイト】https://hanaria.jp/
当社は日本初の水素とバイオディーゼルを活用したHANARIAで脱炭素社会の実現に貢献して参ります。
【“HANARIA(ハナリア)”概要】
総トン数 約238トン
全長 約33メートル
全幅 約10メートル
航海速力 約10.5ノット
【本件に関連するプレスリリース】
・2021年9月13日付プレスリリース
「~国内初の試み~水素とバイオディーゼルを活用したハイブリッド旅客船を「HANARIA」と命名」
・2023年12月25日付プレスリリース
「HANARIAのWEBサイトを公開しました」
https://motena-sea.co.jp/news/287/