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ファーストペンギン?

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事業全体

MOTENA-Seaの髙尾です。

この事業のきっかけを少しお話ししたいと思います。

皆さんの船のイメージは人を乗せたり、モノを運んだりして日本の物流を支える縁の下の力持ちというのが一般的ではないでしょうか?

ただ、違う見方をすれば「あまり馴染がない」「よくわからない」と思うことも多いと思います。車のように「先進技術を導入」、「環境にやさしい」や「ゼロエミッション」等皆さんお身近な話題になることもそうないと思います。

私たちは今回、少しでも皆さんに船を身近に感じてもらえるようにするには、どういった船であればよいかをコロナ禍が始まった2年半前から考えてきました。

まさに「ファーストペンギン」であれ!との発想で、水素やバイオ燃料を使ったり、日本ではなかなか見られない「たまご」のような形にこだわったり、単なる輸送手段ではない「何かを発信する基地」のようなコンセプトを盛り込もうと決めてきたのです。

その道のりはなかなか大変な道のりです。

焦らず、でも確実に前に進めていっています。

私たちが今回フィールド(舞台)として関門海峡を選んだのは、世界でも珍しい海峡であることや相対する門司と下関のそれぞれの辿ってきた歴史、街の表情が違うアンシンメトリーな地域に新たな風を吹き込む新しいシンボルに育てていただけるのではないかと考えました。

「海に浮かぶたまご」のような船が新たな演出に加わることを想像してみてください。

皆さんそれぞれでこの船がどう進化していくか、関門海峡という舞台でどのような「女優」となっていくか今から想像してみてください。

私たちからもこれから皆さんに想像していただけるよう発信をしていきたいと思います。